お空にいってしまった、1人目の子の話

29歳結婚1年目で子どもを授かり、システィックヒグローマと診断された子との想い出の記録

死産以来の病院

2018年6月21日

出産10日目

 

死産して以来の病院。

産後の身体を診てもらうための検診。


前日の夜からなんか不安で、気持ちが落ち着かなかった。

 

夫に明日は病院だ…って呟いたら、きっと何か察してくれた。

柚子華の仏壇に、おやすみを言ってから寝て、朝起きたらお線香をあげてた。

わたしもお線香をあげた。

 

気持ちが落ち着かない理由、
きっと病院には妊婦さんも子どももたくさんいて、その様子を見ても負けない心でいなくちゃいけないと思ってたから、なんか怖かったんだと思う。

 

でも同時にそこの病院には、障害を持つ子どもたちも、親もたくさんいて、他人事ではないと思わせられる場所でもある。


柚子華が問題なく産まれていたら、通うことのなかった病院。

 

これも柚子華と神様が私に与えてくれた経験なんだと思う。


今でも辛いことはやっぱり多くて、涙を堪えることも流すことも半年前より増えたけど、

 

受け止めて前向きに生きていかなきゃいけない。

夫に甘えてばかりもいられない。

 


どうしたら涙を流さずに、ゆずかを思い出せるようになるのかな。

 

この日も結局、色んなことを病院で想い出して、泣いてしまった。