お空にいってしまった、1人目の子の話

29歳結婚1年目で子どもを授かり、システィックヒグローマと診断された子との想い出の記録

初めて友人に話した

2018年7月1日

 

友達とランチの約束をして、死産までの話をした。

 

妊娠のことを報告していた数少ない子だった。


泣かないで話すつもりだったのに、なんだか友達の顔を見たら泣いてしまった。

友達も涙を流してくれた。


わたしのこれまでの様子から、何かあったのかな、とは察してくれていたみたいだった。


わたしは、ゆずかの話をできるのが嬉しかった。

 

会うまでは、話すのが怖かった。

きっと相手も反応に困るだろうし、わたしも言われた言葉次第では傷つく可能性だってあったかもしれなくて…。

 

でも全然そんなことはなくって、むしろ話が出来て、気持ちが楽になった気がした。

聞いてもらえてよかった。


その子はわたしに対して「なんて言ったら良いかわからない…」って言ってくれたけど、わたしにとってはその言葉が1番ありがたかった。

 

赤ちゃんの名前を聞いてくれた。

そのことだけですごく嬉しかった。

柚子華の存在を認めてくれた気がした。

 

友達は辛いことを話してくれてありがとうと言ってくれた。

わたしも聞いてくれてありがとうと、伝えた。