お空にいってしまった、1人目の子の話

29歳結婚1年目で子どもを授かり、システィックヒグローマと診断された子との想い出の記録

死産のバースプラン

 

以前に他の方のブログで、

死産のバースプランもあって良いんじゃないか、と書いてあるのを読んだことがあった。

 

わたしはそれから、お腹の子に万が一のことがあっても、しっかりバースプランを考えて、産まれたあとのこともちゃんと後悔しないプランを立てよう、と思っていた。

 

わたしのバースプラン

 

・夫に立ち会ってもらいたい

・産まれたら綺麗な状態の子と会いたい(出産直後の赤ちゃんの様子が想像できなくて怖さもあったため、迷ったけれどこう決断した)

・産まれたあとは家族3人で穏やかに過ごしたい

・赤ちゃんの手形と足形をとりたい

・赤ちゃんと夫の3人で写真を撮りたい

・できるだけ赤ちゃんと一緒にいたい

 

ここまでは病院で渡された用紙に書いて看護師さんに伝えたこと。

 

死産の場合、その後の火葬の手続きのことも考えておかなくてはいけなくって、わたしはそれも含めてバースプランだと考えていた。

 

・赤ちゃんのお骨を残してくれる火葬場にしたい(火力によっては燃えきってしまうこともあるらしい)

・骨壷や棺へ入れるお花など、最低限のことはしっかりしたい

・なるべく赤ちゃんと家族3人で過ごしていたいから、死産届けの役所への提出は業者さんに代行してもらいたい

 

棺の中に入れるものも考えた。

 

・わたしと夫からの手紙

・わたしと夫の写真

・安産祈願をした福岡旅行のお土産のお菓子

・ガラガラのぬいぐるみ

・おしゃぶり

・病院で折った折り紙

 

柚子華の頭には、

レースで手作りしたお花付きのヘッドアクセサリーを巻いてあげた。

 

また、病院で同じように赤ちゃんを亡くされてしまったお母さん達の有志で作られた、

小さいサイズの服をいただくことができたため、柚子華に着せてあげた。

 

亡くなっていることがわかってから入院するまでの3日間で、これらのことを考えて、買い物に行って、準備した。

 

棺の代わりとした籠の中にふわふわのタオルをしいて、

その中で静かに眠っている柚子華は、とても華やかで、可愛く装っていて、

できる限りのことはできたかな、と感じられた。

 

↓柚子華の小さな手と、わたしと夫の指

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